レンジフードの交換方法をサービスマンがご紹介!DIYでも?

DIY

交換費用をなるべく安くおさえたい

レンジフードの交換は自分でできるのか知りたい

異音など不具合をだましだまし使っている

DIYの場合、必要な道具 部材が知りたい

↑こんな方向けの内容です。

記事を書く僕は住宅機器メーカーのアフターサービスマンです、

取り付け施工、 修理などで毎日いろいろなお宅に訪問しています

この仕事をして16~7年になります、

レンジフードの取り替えは月1〜2件くらい施工しています。

自分で交換を検討されている方が意外と多いので解説していこうかと思います。参考になればうれしいです

※アイランドキッチンなどについているセンターフードなどの天井からつっている物は省きます

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レンジフードは自分(DIY)で交換できるのか?

同じサイズ 同じ排気仕様への交換ならDIYでも出来そう

レンジフードには種類があります。

プロペラファン➡︎外壁に30センチ角の開口があってソコにプロペラをつけて排気、換気する昔ながらのもの

シロッコファン➡︎本体にカタツムリのようなファンが付いていて150Φのダクト(金属製の筒)で排気するもの👇

です。

・この排気の仕様を同じ物に変える場合

・戸建ての場合

・まずはDIYでどーにかならないかと考える方(この記事を今見ている方なら)

はできる方が多いんじゃないかなと僕は思っています。

それはレンジフードはコンセントで電源を取っている場合が多く、電気工事士などの資格が必要ないからです。

簡単か難しいかは人によります。

交換時のよくあるトラブル

・マンションなどの集合住宅の場合排気ダクトが柔軟性のない(排気口位置を簡単に移動できない)スパイラルダクトなどで本体と接続されているケースが多くこの場合は、ダクトの問題を解決してあげる知識や技術が必要です

・既存のレンジフードと新しいレンジフードでは本体を壁に固定する位置が違います、この為、壁が石膏ボードなどのネジが効かない壁はちゃんと固定下地が入っているか確認が必要です。

排気口(外壁側)の位置が悪く、本体がかぶってしまう。この場合外壁側の穴を開け直す又は本体を加工する必要があります

・タイルなどが後貼り(キッチンの壁の仕上げを最後に施工している場合)になっていてレンジフード本体が外せない。この場合はタイルを剥がす、又はレンジフードの横にある物(吊り戸棚など)を外して横にスライドして外す必要があります。

・鉄筋コンクリート造の住宅でレンジフードが付いている壁がコンクリートの場合、コンクリートアンカーやハンマードリルなどを使う必要があります。

上記のような問題があるケースはDIYで交換は厳しいですね。

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交換前に確認しておく事

1 シロッコファンかプロペラファンか確認

2 サイズ

・高さ 幅 奥行き を測り 新しいレンジフードにしたときに不都合はないか確認します。

(タイルやクロスが貼ってない箇所が出てきてしまうなど)

2 電源 

・コンセントか直結か   ※直結の場合は電気工事士の資格が必要

・位置は適当な位置に出ているか新しいフードに干渉しないかなど。

3 ダクト

・位置が悪ければ、開口し直しなどの工事が必要です。

・短ければ延長又は交換が必要です。

※プロペラファンの場合は 開口位置を確認します。場合によっては本体加工が必要になる場合もあります。

4 固定下地確認

 新しいレンジフードのネジ固定位置に下地が入っているか確認

5 幕板などの他パーツの必要有無を確認

6 外したレンジフードの廃棄処理

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レンジフードの交換手順と道具

道具

・脚立 3段くらいが丁度良いです

・インパクトドライバー又はドリルドライバー

・コーキングガン

・作業手袋

・手で回すドライバー

・水平器

・ハンマー

・下地チェッカー

必要な部材

・養生

・150φダクト (アルミやスチール)シロッコファンのみ

・アルミテープ

・マスキングテープ

・コーキング

交換手順 (シロッコファン)

STEP1 養生

脱着時、キッチンの壁や床 ガスコンロなどの調理器具などを汚したり傷つけない為には養生した方が良いです。

レンジフードが壁と吊り戸棚などで挟まれている場合は壁や吊り戸棚に傷が入らないようよく養生してから脱着します。※外す際に壁などを擦ってしまい傷つけることがよくあります

STEP2 ダクトと電源を外す

本体の上部で接続されています。幕板や前カバーなどを外してから電源とダクトを本体から外します。

STEP3 本体を外す

コーキングやタイル目地などを切り離し 本体固定のねじを外して行きます。この時は2名で作業した方が良いです。(レンジフードが落っこちないようにどちらかがおさえてる)

周りを養生をした上で、壁などに傷などが入らないよう注意してそっと外します。

STEP4 新しい本体を取り付ける

施工説明書に従って取り付けて行きます。型紙などが同梱されていれば型紙を使って仮固定ネジなどを壁に取り付けて行きます。※機種により色々です

水平器などで水平に固定できているか確認します。

STEP5 ダクトを接続する

ダクトをアルミテープを使って接続します。

STEP6 コンセント、アースを接続する

直結の場合は電気工事士の資格が必要です

STEP7 試運転

試運転をしてダクト周りなど排気漏れがなどないか確認します。

STEP8 幕板

ダクト接続部の蓋(幕板を取り付けます)

STEP9 コーキング

レンジフードと壁の隙間にコーキングを打って完了です。

プロペラファンもほぼ一緒の手順です。

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まとめ

いかがでしょうか?自分お家のレンジフードをみて自分でできそうだなと思った方は

チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

参考にしていただければ嬉しいです。ありがとうございました

 

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