- 電気工事士の資格のある方
- アース工事の手順を知りたい方
- 使う道具やルールを知りたい方
👆のようなかた向けの内容となります。
エノモトと申します。
住宅機器メーカーのアフターサービスの仕事をしています。主に キッチンや洗面、お風呂などの仕事をしています。施工や修理などで毎日いろいろなお宅に訪問しています。
以前分電盤を交換しましたが我が家は古い家なのでもともと分電盤までアース線が来ていませんでした。アースの必要なエアコンや電子レンジなどはそれぞれアース線が配線されてはいたのですが、経年劣化の懸念と交換した分電盤はアースターミナル付きなので、分電盤に接続するアース工事をしてみましたので、ご紹介します。
以前の分電盤交換の内容はこちら👇

ルール

1、電気工事士の資格が必要
2、アーステスター(接地抵抗計)という道具で測定する。
接地抵抗値が100Ω以下にする。但し、地絡を生じた場合に0.5秒以内に自動的に遮断する装置を施設するときは500Ω以下。大体の分電盤に漏電遮断機は付いていると思いますので、500Ω以下であれば基準はクリアできます。
3、配線の太さは銅線1.6ミリ以上
※電気法規に準ずるものとして扱われている内線規定という日本電気協会が定めた民間自主規格に沿って工事を進めていきます。罰則はありませんが、施工時のルールブック的なものです。
買い物リスト

1、アース棒
漏電時などに電気を地中へ逃がすために地面に打ち込む金属の棒です。
打ち込む場所は湿り気のある粘土質の地面が良いとされています。
今回使用したのは👇
2、分電盤からアース棒までの長さの銅線
電気法規的には1.6ミリ以上になります。
内線規定では分電盤のアンペアに✖️0.052した数値が電線の太さです。
我が家は75Aなので 75✖️0.052=3.9(mm)以上の線になります。
なので今回使用した線は👇5.5スケア
3、裸圧着端子と絶縁キャップ
分電盤のアースターミナルへ接続する為
4、リングスリーブ
アース棒と配線を接続するため
使う道具

1、接地抵抗計
DIYで購入するには高価な代物です。レンタルなどもあるようです。
2、圧着工具
👇分電盤を交換した時に購入した工具です、DIYで2度と使うことはないかと思っていましたが、今回使用できました。
👇リングスリーブ用
3、石頭ハンマー
アース棒を打ち込む用
4、スコップ
地面を深く掘る用
手順
step1
アース棒を打ち込む場所を決めます。
アース棒から分電盤までの配線長さを計算し余裕を持ってアマゾンで購入しました👇

step2
分電盤からアース棒までの通線経路を確認します。
我が家は北側洗面室に分電盤がありそこから床下へPFを通していますので、そこを使って床下へ通したものを洗面台の排水管に沿って屋外へ通線しました。

👆分電盤上の天井には点検口がありそこから床下へ通線。
(PF管は分電盤を交換した時に、天井上から床下まで入れておきました。)

👆洗面台の床の床下点検口を開けて排水管が基礎を貫通し外に出ているところを掘って探しました。

👆外からも同じように地面を掘って排水管が貫通している場所を探して、排水管の横の隙間に通線しました。

step3
アース棒を打ち込みます。

👆給水管やガス管などがないかよく確認し地中深く打ち込みます。

👆深く打ち込む前に線とアース棒をリングスリーブで圧着しておきます。


ハンマーが入らなかったので柄の長いソケットドライバーを使い打ち込みました。

step4
室内に戻り 分電盤に接続するため 圧着端子を取り付けます。

step5
分電盤のアースターミナルへ接続します。

step6
室内側の床下の地面を掘った場所は埋め戻します。


step7
外のアース棒を埋める前に接地抵抗値を測ります。が、、、
残念ながら、接地抵抗計が自分にはとても高くて購入できなかったので、近くの電気屋さんをよんで計測していただきました。また一緒にメガー測定などもしていただき、問題なしという事でしたので安心しました。
step8
外のアース棒を埋め戻し完了です。👏👏👏
まとめ
アース工事には「電気工事士の資格」が必要なだけでなく、購入するには少しハードルの高い「接地抵抗計」という専門の道具も必要になります。
今回、私は接地抵抗計を持っていなかったため途中で電気屋さんを呼びましたが、もしDIYの目的が「費用を抑えること」なのであれば、最初から電気屋さんにすべて依頼してしまった方が確実で安上がりかもしれません。
DIYの目的は人それぞれだと思いますので、ご自身の事情や環境に合わせて、どこまで自分でやるかを選択する際の参考にしていただければ幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました。👋































































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